PHILOSOPHY-企業理念-

企業理念

努力は最大の才能

 

 何事も努力すれば絶対成功するなんていうのは嘘だ。

 実際努力したのにうまくいかなかった経験を持つ人は多いんじゃない? 

 

 努力と一言にいったってそれぞれ基準が違うし、日本人は努力する民族だから努力するのはむしろ当たり前のことで、一般的な努力を超える人だけが成功することになる。

 どれだけ熱い思いを持っていたって、正しい考え方を持っていたって、努力の方法が違えばうまくいかない。

 努力するなら正しい努力が必要だ。

 

 成功するために必要なのは秀才となるための努力。努力して秀才になれば天才だって超えることができる。

 ねえ、君は本当の努力をしている?

 

秀才とは

 そもそも、秀才って何だと思う? その道に秀でている人? じゃあ今世に出ている秀才と言われている人たちは生まれた時から優れた能力を持ってたのかな?

 違うよね。秀才は、努力によって後天的に能力を身につけた人のことを言う。

 オリンピック選手だって、将棋の名人だって、一つのことに没頭して努力したからこそ周囲から飛び抜けた力を得ることができた。 

 

 ここで大事なのは秀才へのなり方。

 

 努力次第で秀才になれるってことは、誰でも秀才になれるってことだ。君が今から将棋をすることだけに集中して努力を続ければ、名人になることだってできる。

 生まれつき周囲より将棋ができたけど全然続けなかった人のことなんて、ほんと簡単に抜かすことができるんだよ。

 

 仕事でも同じ。例えば全く新しい商品を持ってお客様と商談をする時のことを考えて。商品の知識をすぐに暗記できて話術にも優れている人と、知識を覚えるのが遅くて口達者でもないけど練習を重ねた人ではどんな違いが出ると思う?

 最初は、同じ結果が出るだろうね。でも、持ち前の記憶力と話術だけに頼っていた人は新しい商品が出る度に限界が出てくる。それで、最終的に努力を続けた人の方が結果を出せるようになる。

 


 秀才は努力によっていくらでも力を伸ばせるから、天才を超えることができる。さあ、君も秀才になろうよ。

 

 

百点とったら終わりじゃない

 小学生の時、授業をちゃんと受けていないのにテストでは百点をとる子とかいなかった?

 そういう子だちは天才だって言われたりもしたんじゃないかな。

 

 じゃあその子たちが中学、高校とずっと授業を真面目に受けなかったらどうだろう。

 逆に、百点ばかり取れたわけではないけど、授業をしっかり聞いて一生懸命勉強した子と、どっちがより上の大学にいけるかな?

 それはもう確実に、勉強し続けた方じゃない? それに、より上の大学に行くために努力を続けたっていう経験は絶対その後の人生にも生きるしね。

 

 百点とったら終わりじゃない。その先の努力が大切だ。